年末の留学センター

留学生の帰省前、最後の週末は、大掃除から始まりました。

新しい年を迎える準備としての「煤払い」について話を聞いたあと、自分の担当の場所へ向かい、日頃できない隅々まで、それぞれ集中して磨きました。

頑張った甲斐あって、作業は午前で終了。「排水溝のごみをがんばってとりました」「鏡を特にきれいにしたので見てください」と紹介し合い、年末を気持ちよく迎えるとともに、3学期にかけてまたきれいにセンターを使えるよう、皆で意識づけをしました。

翌日は保存食の冬支度。赤かぶは甘酢で漬けなおし、干し柿は雪にあたらない隅に干しなおしました。

ついでに干し柿をひとつずつお味見。雪景色に変わった野外で、「寒い!」の声と「おいしい!」の声が混ざり合っていました。この干し柿は、冬休みに数個ずつ、お土産にも持ち帰っています。

そして、楽しみに準備を進めてきた誕生日会。有志の留学生の進行で、雪上二人三脚競争や、センターかくれんぼ、クイズ大会などを楽しみました。

誕生日会の夕食は、誕生日の人の希望メニュー。激辛ソースのチキンソテーやミルクティーなど、分担して調理しました。

前日から準備を進めていたバケツプリンも大成功!お披露目の瞬間は「おぉ~!」ととても盛り上がっていました。2学期誕生日のみなさん、おめでとう!

留学生は22日の終業式後に帰省しました。この日は北陸全体で雪が降り、交通機関の乱れなどもありましたが、全員無事保護者のもとに帰れたとのことでほっとひと安心です。

センターの周りは雪景色となり、25日からは短期行事の参加者たちが雪遊びなどを楽しんでいます。明日の解散まで、いましばらく賑やかな毎日です。

さて、留学センターでは、今年もたくさんの方に様々な形でお世話になりました。みなさま、いつもありがとうございます。どうぞ良いお年をお迎えください!

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